歯を失ったらすぐに対処しましょう~入れ歯~
虫歯や歯周病が悪化したり、不慮の事故などによって衝撃を受けたりすることで、人は歯を失うことがあります。歯を失った部分は、できるだけ早く適切な治療によって機能を回復させることが必要です。もし「1本くらいなくても……」と放置しているなら、それはいいことではありません。放置することで、さまざまなリスクが招かれてしまうからです。
墨田区都営浅草線「本所吾妻橋駅」からすぐの歯医者「むとう歯科」では、歯の機能を回復するために入れ歯やインプラントなどによる治療を行っています。こちらでは、入れ歯についてご紹介します。歯を失ったらできるだけ早くご相談ください。
歯を失ったまま放置するリスク
Risk 1 | Risk 2 | Risk 3 |
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空いたスペースに隣の歯が傾いてきたり、咬み合う歯が伸びてきたりして、歯並び・咬み合わせが乱れてしまいます。 | 歯並び・咬み合わせが乱れると、ブラッシングがしにくくなって虫歯や歯周病にかかりやすくなります。 | 歯がない部分があると、目立ってしまいます。たとえ奥歯であっても、頬がこけて見えることもあります。 |
Risk 4 | Risk 5 | Risk 6 |
咬み合わせが乱れると、食べ物をきちんと咬みくだけなくなり、丸飲みしがちになって胃腸に負担をかけてしまいます。同時に栄養の吸収も妨げます。 | しっかり咬むことは脳を刺激し、老化防止につながるといわれています。しかし咀しゃくが正しく行えないと、咬むことで伝わる脳への刺激が減ってしまいます。 | できたすき間から空気がもれたり、舌の位置が定まらなくなったりして、発音に支障が出ることがあります。会話がしにくくなり、人と話すことが億劫になってしまう方もいます。 |
入れ歯という選択肢
歯を失ってしまったときの治療として、古くから選ばれているのが入れ歯です。失った歯の本数に合わせて部分入れ歯か総入れ歯を製作し、咬む機能を回復させます。
入れ歯のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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保険入れ歯と自費入れ歯の比較
入れ歯には保険が適用できるものと、自費診療になるものがあります。その違いを比較してみましょう。
保険入れ歯 | 自費入れ歯 | |
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素材 | 床の素材はレジン(歯科用プラスチック)のみ。部分入れ歯の場合には、金属のバネがある。 | 床の素材は金属やシリコンなど、さまざまなものから選べる。 |
使用感 | 厚みがあるため違和感があり、ずれたりはずれたりしやすい。また食べ物の温度は伝えにくい。 | 比較的違和感は少なく、床に金属を選べば食べ物の温度を伝えやすい。 |
審美性 | 入れ歯だとわかりやすい | 入れ歯だとわかりにくいものをつくれる |
製作期間 | 約1ヶ月 | 素材・様式によって長くかかる |
修理 | 短期間 | 修理自体できないものもある |
費用 | 比較的抑えられる | 比較的高額になる |
自分の歯のように咬める~インプラント~
歯を失ったときの治療として、近年入れ歯に次いで注目されているのがインプラント治療です。顎の骨にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋め込み、上部にセラミック製の人工歯を装着することで、咬む機能を取り戻す治療です。
インプラントが顎の骨としっかり結合することで、自分の歯のような自然な咬み心地を取り戻せるうえに、人工歯もまわりの歯に合わせてつくられるため、どこを治療したのかわからない仕上がりになります。機能性・審美性ともに優れているインプラント治療は、今後もますます選ばれていくでしょう。
当院にはインプラント治療における高い技術を持った医師が在籍しているため、手術日のご予約もとりやすくなっています。まずはお気軽にご相談ください。
インプラントのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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~適切なメインテナンスで長持ちさせましょう~
インプラント自体は人工物であるため、虫歯になることはありません。しかしそれを支える顎の骨や歯ぐきは自然のままであり、よい状態を維持するには適切なメインテナンスが必要です。もしメインテナンスを怠ると、歯周病と同じ症状を持つ「インプラント周囲炎」を招き、せっかく埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまうこともあるのです。
逆にいえば、適切なメインテナンスができていれば、インプラントは長期的に使い続けることができます。毎日のご自宅でのブラッシングに加え、定期検診で専門的なケアを受け、インプラントをできるだけ長持ちさせましょう。